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執筆者の写真KAZUKI

ThunderMax 取り付け事例! Part.4

更新日:4月23日



Part.4ということで、他のPartをご覧になってない方は下記タイトルからそのパートに行けるのでご覧ください( ´ ▽ ` )ノ


Part.1(以下、年式モデル:チューニング内容)

  '17 FXDLS :ThunderMax取り付け、吸排気の調整

 '10 FXDWG:ThunderMax取り付け

  '11 FXS :ThunderMax取り付け、吸排気の調整


Part.2(以下、年式モデル:チューニング内容)

  '13 FXDB :ThunderMax取り付け

  '15 FXDL :カムシャフト交換 " Andrews T-26 "


Part.3(以下、年式モデル:チューニング内容)

'17 FXDLS :ThunderMax取り付け

  '10 FLSTF :カムシャフト交換 " Andrews T-21 "

  '15 FLHXSE:ThunderMax取り付け、カムシャフト交換 " RED SHIFT587 "



Part.4ではどんな車両が登場するのか。今回は2台です!



1台目!

" '18 FLHTK "


青線:チューニング前

MAX POWER :75.31 PS

MAX TORQUE:12.97 Kg-M


赤線:チューニング後

MAX POWER :95.72 PS

MAX TORQUE:14.94 Kg-M


仕様(吸排気)

エアクリーナー:S&S(湿式)

   ECM    :STOCK(前) → ThunderMax(後)

  マフラー  :VANCE&HINCE スリップオン(独立)

カムシャフト :STOCK(前) → RED SHIFT 472(後)


こちらは以前BLOG(ミルウォーキーエイト!)で紹介したThunderMaxとカムシャフト(RED SHIFT 472)の取り付け依頼をいただいた車両です!

RED SHIFT 472の特徴である、低回転時を落とさず、中〜高回転域の伸びを圧倒的に感じるグラフ!排気はV&Hの独立を使用した2-2のopenタイプ。迫力あります。

以前、VPクラッチも取り付けているのでクラッチ操作も楽々かと!


2台目!

" '18 FLTRX "


青線:チューニング前

MAX POWER :75.88 PS

MAX TORQUE:13.02 Kg-M


赤線:チューニング後

MAX POWER :99.67 PS

MAX TORQUE:14.69 Kg-M


仕様(吸排気)

エアクリーナー:S&S(湿式)

   ECM    :STOCK(前) → ThunderMax(後)

  マフラー  :VANCE&HINCE(エキパイにキャタ付き)(前)

  →VANCE&HINCE(キャタなし)(後)

カムシャフト :STOCK(前) → RED SHIFT 472(後)


こちらは以前BLOG(なんのエンジンでしょーか!?)で紹介したThunderMaxとカムシャフト(RED SHIFT 472)の取り付け依頼をいただいた車両です!

低回転域でのトルク値の上昇、そして中〜高回転域でチューニング前後で圧倒的に差が出るトルクと最後まで伸び続ける馬力。綺麗な伸びですな_φ( ̄ー ̄ )

車両の色合いとマッチしてか、モンスター感でてますね(⌒-⌒; )

↑もちろん、良い意味ですよ!


さてさて、参考までに!

こちらは、今回紹介した" '18 FLHTK "(青線)と " '18 FLTRX "(赤線)のグラフを重ねたものになるんですが...⇩

ThunderMaxを取り付け、カムシャフト(RED SHIFT472)、サイレンサー、どちらも最大限の仕事をしても.... 違いがでるんです_φ( ̄ー ̄ )


なぜか。それは、「エキパイ」が違うから(排気効率の違い)です。

" '18 FLHTK " は、独立(いわゆる2-2)のものを使用しています。

独立のエキパイを使用すると、トルクと馬力共に低回転域から大きな谷のない、なだらかな曲線を描き、4000回転付近でトルクの最大値が出て馬力は5000回転付近まで上がり続けます。また、2-1-2や2-1などのエキパイとは違い、2つのシリンダーから出る排気はフロントは左、リアは右と分かれて出ます。そのため、音が分かれて聞こえるようになるのでドコドコ感が増します。


" '18 FLTRX " は、キャタが付いていない同調管付(いわゆる2-1-2)を使用しています。

2-1-2のエキパイは、他のタイプのエキパイよりも排気効率がよく(「1気筒に対して2つの排気口がある」という考え方)、つきのところで" ドンッ "とトルクが上がりますが、排気干渉があり谷ができてしまいますが、馬力は最後まで上がり続け100PS近くまで上がります。


このように、他の全てが同じでも何か1つだけでも違うだけで車両の乗り味は大きく変わってきます。そして、お客様によって求めているものも変わってくると思います。

なので、当たり前ですが「これがいいんです!」とは一概に言えませんねd( ̄  ̄)

人が100人いれば100通りの考えがあるように、バイクが100台あれば100通りのカスタムがあります!

お客様がどんな乗り味を求めているのか、それに合わせた仕様をご紹介いたしますので、気になった方はぜひお電話お待ちしております。

また、遠方の方向けにThunderMaxを通信販売しております。



BURN!で販売しているThunderMaxには、担当者が日本語に訳した取扱説明書を同封してしており、注意点はもちろん、取り付け方から取り付け後のエンジンを始動する前にやっていただくことも記載されています。ThunderMaxを購入する際は一緒に" 設定・電話サポート "を一緒に購入していただくようお願いいたします。こちらの商品を購入していただくことで、経験に基づいた適切なマップをThunderMaxに書き込み、万が一取扱説明書でわからない点が出てきてしまった場合、電話での対応となりますが、取り付け等のサポートをさせていただきます。

通信販売をご希望の方はお電話にてご連絡いただければ、説明や見積りなどいたしますのでお気軽にご連絡ください。


では、また!


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