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  • 執筆者の写真KAZUKI

続・ 2020始動!! そして一発目の...

更新日:2020年6月12日



前回のBLOGの続きです!なので一応前回のBLOGのリンク(「2020始動!! そして一発目の...」)を貼っておきますので見逃した方はぜひご覧になってみてください!


そして!実はこの車両、前にも一度「2018年も残すところあと半月!」にてご紹介してるんですよ!お時間ある方は見てみてください!


はい!それでは本題に...


まずは、オイルポンプの奥にあるこちらのプレート!

下の写真の左側に2枚のプレートが写っていると思いますが、左側が '18年式のモデルまで採用されているプレートで、右側が '19年式のモデルから採用されているものです。

'18年式モデルでは、クランスケース側の内圧を制御することは考えていませんでしたが、'19年式のモデルからは、クランスケース側からカム側へ、ベアリング部を通して内圧が漏れる心配をなくすためにオイルポンプの裏側にあるプレートにゴムシールがつました。この対策は、プレート交換するだけなので、費用は最小限に抑えることができます!カムシャフトやオイルポンプの交換の際に一緒に行えばさらにお得かもしれませんね!


次いきまーす!こちら↓d( ̄  ̄)

このパーツは、クランクドライブスプロケットという、下の写真で赤丸で囲まれている部分のパーツになります。上の写真の左が純正パーツで、右側がAndrewsが作り上げたパーツになります。

このスプロケットはクランクシャフトにつくものなのですが、STOCKのものにはガタがあり、回り止めをつけてしめるとマイナス方向に約4°ズレてしまいます。

メーカーとしてはこのズレは許容の範囲内のようですが、いくら小さいズレでもないに越したことはありません。


Andrewsのものに交換すると取り付けた際にガタは全くなく、一度綺麗にはめ込んだら、簡単には抜くことができません。それくらい、精密に作られているものなんです。さすがとしか言いようがありませんね...




次に!インジェクターの交換です!

写真左がSTOCK、右が新しいものです!前に付いていたものより多く吹くものに交換しました!ハーレーダビッドソン(スクリーミンイーグル)から出ている、1秒間に5.5gのガソリンを吹くものに交換です。小さいんですが、穴の大きさの違いわかりますかね... 写真大きめにしております(⌒-⌒; ) STOCKのものは、1秒間に4.22g吹くものなのですが、吸入空気量が増えるのでインジェクターを交換して、ガソリンの吐出量を増やしてバランスをとります!


はい!ここで小話を...

シリンダーの内面にあるこの左右斜めに入っている線はなんだと思いますか?

これは、「クロスハッチ」と言います!

クロスハッチとは、新しいシリンダーの中を左右斜めに磨く作業のことです。これを行うことで、磨いたときに細かい溝を作り、オイルがシリンダーに馴染みやすくし、シリンダーとピストンの馴染みをよくさせる働きがあります!シリンダーをボーリングしたり、エンジンのオーバーホールしたときにも行います。


話は戻りまして...

まだまだー!

bremboから出ている「ラジアルポンプフロントブレーキマスター」です!

ラジアルポンプとは、力の加わり方がブレーキレバーに対して水平(STOCKのもの)ではなく、垂直になっており、ブレーキをかける際に必要な力が少なくなるんです。

また、なんといってもこのモデルの特徴としては、ブレーキレバーの奥行きを調整できることですね!レバーの一番左に調整するためのものが付いているので、手が大きい人も小さい人も関係なく自分が一番かけやすい位置にレバーを持ってくることができます。


最後に!

ってあれ?リアサスがない...

こちらのバイク、ボアアップする前に当店でThunderMaxを取り付けていただいた際に、リアサスをオーリンズに交換したんですが...


とか思いながら目線を写すと↓

バネを交換してバネレートを高くしていたみたいです!そうすることでバネが入りづらくなるんですよd( ̄  ̄) こういった細かい設定で自分好みの乗り心地を見つけ出すのもいいですね!


改めてBLOGに書き起こすとたくさんいじらせていただいたんだな...と思いますね。

Kさんありがとうございました!


2回に渡っての文字多めのBLOGを読んでいただきありがとうございました。最近、ご来店されたお客様に「BLOG担当の方?」と言っていただき、読んでいただいていることを実感しております。今年1発目のBLOG(続編なので2回で1回としています(⌒-⌒; ))はいかがでしたでしょうか。拙い文章ではありますが、2020年もよろしくお願いいたします!


それでは!また次回お会いしましょう!

次は、走行距離 200000km overの車両の車検の様子をあげたいと思っておりますー!


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