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'10 FLHXSE 110

'10 FLHXSE 110 グラフ

同一車両での段階的な変化をご覧ください。​

青線:チューニング前

MAX POWER:71.86 PS

MAX TORQUE:12.08 Kg-M

    ECM   :STOCK

  A/C  :Screamin Eagle ハイフロー

ヘッドパイプ : STOCK

 マフラー  : STOCK

110エンジンのCVOです。Screamin Eagleのハイフローは純正装着品です。STOCKのTORQUEカーブは低速での谷と中間域でのTORQUEの薄さを表しています。日本独自の規制である加速騒音規制等に対応させるためにメーカーも様々な努力をしておりますがこれでは排気量分の出力とは言えません。

赤線 : チューニング後

MAX POWER:89.45 PS

MAX TORQUE:14.38 Kg-M

    ECM   :ThunderMax
  A/C  :Screamin Eagle ハイフロー
ヘッドパイプ:V&H Power Duals
 マフラー :Khrome Werks

TUNEDのTORQUEカーブはキレイに立ち上がり谷も無く、特に中低速域で格段に向上しているトルクは大柄なツーリングファミリーをグイグイと押し出してくれてオーナーに安心感と満足度を与えてくれます。110エンジン車両も低速でのスロットルレスポンスの向上や落ち着いたアイドリング、適切な燃調によるヒートの抑制、この車両のグラフを見て解る通り、本来の調子を出す事が可能です。

この年式ではキャタライザーがサイレンサーでは無くヘッドパイプに付いています。
96エンジンまでではキャタライザーがそのままでも全域で向上するのですが、110エンジンとなるとキャタライザーがそのままでは高回転域での出力の向上は望めません。そのため、110エンジンの車両ではキャタライザーが付いたままでは本来の調子が出せないのでECMをThunderMaxへ交換する時は一緒にヘッドパイプも交換となります。
ヘッドパイプ交換時の注意点として'10以降のツーリングモデルはO2センサーの形状が従来とは異なっておりThunderMaxのO2センサーが付きません。ヘッドパイプを購入される際は'09モデル用として販売されている物を選ぶか、社外品でどちらのO2センサーでも取り付け出来る形状の物もありますので必ずご確認下さい。また、溶接で後付けできるO2センサーのポートもございます。詳細は通信販売欄をご覧下さい。

この車両では排気音を抑えるためにV&Hのパワーデュアル(Xに交差してる物)をヘッドパイプに、サイレンサーはKHROME WERKSの3.5'を内径加工して装着です。音質や音量についてはパワーデュアルとKHROME WERKS加工の組み合わせだと、アメ車の様なドロドロ感が強く出ています。音量もうるさく感じるレベルではありません。音が大き過ぎるマフラーも疲れると思いますが、110エンジンとあまり抜けないマフラーの組み合わせは相性が良いとは言えず、調子が出ないのでここは人により悩むポイントかもしれません。

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