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ガラガラ... ガッシャン... に気をつけて!



今年はなるべくBLOGの更新をサボらないよう意識していたのですが、先月末から色々ありバタバタしていてBLOGを書けていませんでした(/ _ ; )


さてさて、今回は立て続けに3台同じ修理のご依頼をいただいたので、その様子を3台分の写真があるのでいろいろと使いながら紹介していこうと思います!


1枚目の写真で、なんの修理かはバレてるかもしれませんが...


まずは、分・解!


ミッションをごっそり抜き取ったところで、修理内容のご紹介です( ´ ▽ ` )ノ


今回の修理は『1速の2度入り』の修理です。

『1速の2度入り』ってどういう症状のこと?と思っている方もいらしゃるかと思いますので、簡単に説明を...


通称?1速カコン?とも呼ばれているようで、1速に入れ、発進時にもう一度1速に入る(「ガシャン...ってなる感じ」表現が難しいですね...)ことです!言語化。課題ですね(/ _ ; )


その原因と言われているのが題名にもある通り、「ガラガラ... ガッシャン」です。

エンジンをかけ、ニュートラルから1速に入れる際、しっかり1速に入れきることができず『ガラガラガラガラ...』と音が鳴らせてしまうことです。

この音は、1stと3rdのカウンターギヤがぶつかりあっている音(緑に塗られた側の側面同士で)で、ぶつかることで消耗してしまい、減ってしまうと1速の2度入りが起きてしまうんです...

こちらの車両はそこまで減っていませんが、長年乗られているオーナーさんが1速の2度入りが起きるということで交換させていただきました。


対策としては、アイドリングの回転が高すぎないところでしっかりとギアを変えることですね...

普段から(特に冬場)エンジンをかけ、アイドリングをある程度落ち着かせてから1速に入れることや、1速に入れる前に何度かクラッチレバーを握り、クラッチのキレを良くしてから1速に入れることをお勧めいたします。


また、これが原因でこんなことも...↓

1枚目はぶつかっていたギヤの写真と2・3枚目はシフターフォークの比較写真です。

社長曰く、ここまでシフターフォークが減っているのも珍しく、1速の2度入りにならないよう、シフトペダルを踏みっぱなしにしていたのでは?とのこと。

カーブの時になったら怖いですしね...

1速の2度入りは、放置すればいずれ治るというわけではないので、もし似たような症状が起きた場合、お電話にてご相談いただければと思いますd( ̄  ̄)


そんな1速の2度入りの修理に使用するのはこちらのギヤたちです↓

Andrewsから発売されているギヤたち(4枚)です!

※この写真は綺麗にする前に撮ったものです。ギヤについているものは防腐用のオイルなので汚れではありません!


あれ?昔の修理では純正使ってギヤ2枚の交換で済んだのになぜ4枚も?

と思う方もいらっしゃるかと思いますが...

純正... 高いんです...

純正2枚の交換よりもAndrews4枚を交換した方が安いんです...

純正の価格が高騰を続けるのでこちらでの交換をオススメしています( ;∀;)


なぜ4枚も交換しないといけないのかと言いますと、Andrewsと純正ではギヤの歯の数が異なる(Andrewsの方が少し粗め)ため、交換するギヤの相方も交換する必要があるんです。


ギヤが少し粗めということもあり、特有の機械音が少々でてしまうのとギヤレシオ(ギヤ比)が変わってくるので少々乗り味に変化も。

1速の出だしは少々もたついてしまいますが、2速に少し近づくので1速を使える範囲が伸びます!


ちなみに、1速の2度入り現象になるのは'94〜'03までのスポーツスターで、'93までのスポは、Andrewsのように粗めのギヤを使用していたため、特有の機械音はありましたが、1速の2度入り現象は起きていなかったみたいです。

'94〜'03までのように細めのギヤの方が音はしませんが、バックラッシュ(ギヤがはまるためのゆとりみたいなもの)が少ないため、この現象が出るようになったようです。



さて、組んでいきましょう!


おっと... 組む前に確認することを2つご紹介↓

1枚目は、シフターフォークという部品で、全部で3枚シフターフォークドラムについています。そのうちの1枚が写っているんですが、このシフターフォークが今回交換したギヤに使用されているものになっているので、減りがないか確認します。(このフォークは、初めにご紹介したギヤの減りが少ない車両のものです)

2枚目は、シフターフォークドラムにある4本の圧入されているピンが規定値(8.4mm)であるかの確認です!

今回は、4本とも規定値だったので行いませんでしたが、規定値より飛び出している場合は脱脂剤を使用して中の油分を落ちしてから、抜けるのを防止する液体を注入し、規定値まで圧入します。

ここが規定値ではなくなってしまうと、ディテントプレートがギタギタになってしまい、ギアの入りが悪くなってしまいます。(BLOG:「暖かくなってきましたね...!」をご覧ください)

なので、組み上げる際にはしっかりと確認しています_φ( ̄ー ̄ )


さてさて、組み上げを...

と言いたいのですが、自分がいない間に組み上げは終わってしまいました...


ということで、今回はここまで!

次はなにを書こうかな〜( ´ ▽ ` )


では、また!

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