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'07 FXD
同一車両での段階的な変化をご覧ください。
青線:STEP1
(インジェクションチュ ーニング・吸排気調整)
MAX POWER:72.48 PS
MAX TORQUE:11.24 Kg-M
ECM :ThunderMax
A/C :Zipper's ハイフロー
マフラー:Khrome Werks
吸気、排気、ECMの交換により本来の調子になった'07 FXDです。開け始めからTORQUEが立ち上がりフラットなカーブを描いています。鼓動感、レスポンス、エンジンブレーキ、落ち着いたアイドリング等、全ての面で生まれ変わります。
その変化は間違いなく劇的です。
赤線:STEP2
(カムシャフト交換)
MAX POWER:82.14 PS
MAX TORQUE:12.23 Kg-M
ECM :ThunderMax
カム :Andrews TW-26H
オイルポンプ:Feuling
A/C :Zipper's ハイフロー
マフラー :Khrome Werks
ステップ1で楽しんで頂き、そこでご満足頂く方もいらっしゃいますが、ステップ1の時の劇的な変化にも距離を走るとやはり慣れてしまい、さらなる刺激(乗り味の向上等)を求めてステップ2を行う方も多いのが事実です。
BURN!ではAndrewsのTW21HかTW26Hをお勧めしています。理由としてはどちらのカムも痩せてしまう所が無く、全域での出力の向上が可能です。
2つのカムを比較すると、TW21Hは低中回転域、TW26Hは中高回転域を重視しています。この車両には後者のTW26Hを装着しました。中高回転域重視と言ってもアイドリング付近も安定しているので、低速でのレスポンスも良く、回した時も楽しむ事ができるカムです。ステップ1から全域で1割前後の出力向上が可能です。
音量や音質についてですが、カム交換時も後述のボアアップ時も変わります。まず音量は若干大きくなり音質は「硬い感じ」になります。「硬い感じ」はマフラーによって違い、バンスなどのインナーサイレンサーがうろこ状になっている直管だと「高く」なります。
緑線:ステップ3
(ボアアップ 96ci → 103ci)
MAX POWER:86.46 PS
MAX TORQUE:13.23 Kg-M
ボアアップ :1584cc→1690cc
ECM :ThunderMax
ピストン :ワイセコ 9:1 リバースドーム
ヘッド :STOCK
カム :Andrews TW-26H
オイルポンプ:Feuling
A/C :Zipper's ハイフロー
マフラー :Khrome Werks
ステップ2からのステップアップメニューはボアアップです。
ワイセコのリバースドームピストンを使い、圧縮比は9:1で組んでいます。TORQUEカーブを見て解る通り、谷が無く1690ccあってもとても扱いやすいです。常用回転域を重視したマップの作り込みをしているので、ステップ1の青線のカーブ形状はほぼそのままで赤線、緑線へとトルクの厚みが増しています。
ここまでやるとアクセルを少し開けただけでもグイグイ押し出してくれるので、あらゆるシチュエーションで余裕のあるライディングが可能です。足回りに手を入れて峠を攻めるも良いですし、タンデムでゆったりツーリングも良しです。
黒線:番外編
(NADSをプラス)
MAX POWER:113.81 PS
MAX TORQUE:18.19 Kg-M
仕様詳細は省略
ThunderMax装着車の場合、亜酸化窒素の注入が可能です。
PCにて噴射速度、回転数を設定し、噴射と同時にガソリンを増量、点火時期を遅角させ出力の劇的な向上を可能にしています。
ボトルの大きさにもよりますが時間にして25~30秒のトリップです。
多岐に渡るエンジンチューニングよりも安価、手軽な方法で高出力を得られますが、公道での使用はお勧めしておりません。
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